引っ越し作業はとにかく忙しいです。
短時間で効率よく、少しでも早く終わらせたいですよね。
- 引越し作業が苦手
- 何から始めれば良いか分からない
- 荷造りも荷ほどきも効率良く早く終わらせたい
- 引越し作業のコツを知りたい
こんな風にお悩みの方へ!
この記事では、荷造りから荷ほどきまで、引越し作業を効率良く進めるコツを一から詳しく紹介します。
元転勤族で、引越しを何度も繰り返してきた私が実践していた内容です。
引越し作業は、ポイントを押さえることで格段に効率が上がります。
ぜひ最後までご覧ください。
元転勤族で3児のママのhiyoriです!
3人の子どもが小さいうちに何度も引越しを経験してきました。
計画を立てる
まずは作業の全体像を把握し、計画を立る事が大切です。
スケジュールを決める
いきなり手あたり次第ダンボールに詰めていくのはNG。
必要な物の場所が分からなくなったり、不要な物まで梱包してしまったりと、非常に効率が悪いです。
経験上荷造りが計画的にできていない時は、引越し先での荷ほどき作業でとっても苦労します。
詳しくは後述しますが、荷ほどきの効率は荷造り次第です。
荷ほどきが効率良く進めば、早く快適な新生活を始めることができます。
引越しのゴールは「荷物を運ぶこと」ではなく「荷物を片付けて新生活をスタートできる状態にすること」です。
家族と常に共有する
スケジュールや作業の進捗状況は、常に家族と共有できるようにしておきましょう。
カレンダーアプリを利用するのがおすすめです。
簡単に共有ができ、いつどこにいても確認やリスケジュールができるので行き違いが生じにくいです。
荷造りの最初と最後に不用品を処分する
まず重要な事が、不用品を無くすことです。
そしてポイントは、「引っ越し作業の一番最初」と「荷造りがほぼ終わった後」の2回行うことです。
予め2回分の日程を確保しておきます。
最初に行う不用品処分
まず1回目で、把握できている不用品を全て処分します。
それにより、
- 物が減りスペースを確保できるので作業がしやすくなる
- 大まかに物の把握と整理ができるので計画が立てやすくなる
- 荷造り中に不要な物の移動に時間を要さない
- 物が減り引越し見積もり金額を下げることができる
といったメリットがあります。
最後に行う不用品処分
2回目では、荷造り作業中に出てきた不用品をまとめておき、最後に処分します。
最初に全て処分したつもりでも、作業を進める中で不用品が発生することはよくあることです。
特にファミリーでの引越しだと物量が多いから、どうしても最初に把握しきれない部分も。
予め2回目の日程を計画・確保しておくことで、
- 途中で出てきた不用品に頭を悩ませる必要がない
- 引越し先に無駄な物を持って行かずに済む=引越し先での開梱・設置作業が効率よく進む
といったメリットがあります。
処分の方法
ネット宅配買取
忙しい引っ越し時には、ネット宅配買取を利用するのがおすすめです。
こちらの良い所は、何といっても手間がかからないところ。
ネットで申込み、売りたい物を箱に入れて送るだけなので、申込みから発送・査定・入金まで自宅で全て完結します。
少しの時間も惜しい引っ越し時にはピッタリのサービスです!
中でも幅広いジャンルを取り扱っている業者を利用すると、一度にまとめて処分できるので手早く済ませることができます。
リサイクルショップ
車に積める大きさの物や、本・衣類はリサイクルショップへ持って行くのも効率的です。
一度で素早く処分することができます。
出張買取
大型の商品がある場合は、出張買取を依頼すると便利です。
自宅へ訪問して見積り・買取をしてもらえます。
業者によっては、値段が付かなくても無料で回収してもらえる場合もあります。
不用品回収業者へ依頼する
大型の不用品や廃棄物がたくさんある場合は、不用品回収を依頼するのがおすすめです。
1点ずつ廃品回収を依頼するよりも、安く簡単に済ませられます。
不用品回収業者探しは、くらしのマーケットを利用するのがおすすめ。
訪問地域とサービスを選択し、たくさんの業者の中から自分に合ったサービスを簡単に探すことができます。
- たくさんの業者を簡単に比較できる
- インターネットで事前に料金が分かり、予算に合った業者を探せる
- サービス内容と料金が明確で分かりやすい
- 口コミが豊富
- 申込や質問などもインターネット上で簡単迅速にやり取りが出来る
不用品回収以外にも暮らしに関わる様々なサービスがあり、困った時に頼れる存在です。
私は不用品回収や、エアコンの取外し・回収などを依頼したことがありますが、どの業者さんも親切で、対応・サービス内容・料金など全て大満足でした。
自治体の回収
廃棄物が少量の場合は、自治体の回収やクリーンセンターを利用するのも効率的です。
必要な道具・資材を揃える
梱包を始める前に、まずは必要な道具・資材を揃えましょう。
引越し業者で用意してもらえる資材の確認
業者によって用意して貰える資材が異なります。
見積時には、ダンボールの枚数や、ガムテープ・緩衝材の有無など、梱包資材についても必ず確認しましょう。
特に、ダンボールが不足すると作業が著しく滞ります。
価格だけではなく、時間指定の有無、資材、養生の質、その他付帯サービスなども比較して選定することが大切です。
用意しておくと便利なもの
油性マーカー
油性マーカーを部屋数分用意し、ガムテープとセットにして各部屋に配置します。
荷造りしたダンボールには行先や内容物の記入が必須!
ガムテープ・油性マーカーのセットは引越し作業中は常に使うものと言っても過言ではありません。
どの部屋いてもすぐに手の届く場所にあることでストレスがなく、効率良く作業を進められます。
「割れ物」などの記載用に赤のマーカーもあると良いです。
紙コップ・紙皿・割りばし
引越し日直前になったら、紙皿等の使い捨て食器を使うと便利です。
引越し前日や当日の洗い物作業が無くなり、時間のかかる食器の梱包を早めに終わらせることができます。
家族分の割れ物の梱包はなかなか時間がかかるよ!
緩衝材
- クッションペーパー
- エアパッキン
- 新聞紙 など
クッションペーパーはプラスチックの緩衝材と比べて省スペースで梱包できます。
また家にある新聞紙や広告とクッションペーパーを組み合わせて使うことで、緩衝材を紙で統一でき、荷ほどき時のゴミの分別もラクになります。
緩衝材はたくさん使うので、多めに用意することをお勧めします。
途中で足りなくなると作業を中断することになり、思い通りに進められなくなります。
どうしても足りなくなった場合は、タオルや着なくなった衣類などを代用することも!
養生テープ・マスキングテープ
養生テープやマスキングテープははがした時に痕が残らないので、梱包作業にとても役立つアイテムです。
- 機器類のコードをとめる
- 突っ張り棒などの長尺物をまとめる
- 引越し先での設置場所を書いて貼る など
このような作業をパッとでき、多くの場面で活躍してくれます。
プラチェストなどそのまま運んでもらえるものには、養生テープに引越し先で設置する部屋を書いて貼ると分かりやすいです。
ビニール袋
水回りの物や、細かいものをサッとまとめることができるので便利です。
何にでも使えるので多めに準備しておくと良いです。
梱包のコツ
不要な物を無くして道具を揃えたら、いよいよ梱包作業を始めます。
梱包の際のポイントを詳しく説明します。
スペースを確保する
作業スペースや通路が無いと作業効率が下がります。
また小さな子どもの安全確保のためにも、使用頻度の低い部屋・場所に荷造り済みの箱を置く場所を確保します。
クローゼットや収納内もできるだけ早めに荷造りを済ませると、ダンボールを入れることができスペース確保につながります。
収納内は小さな子どもが触れにくいのでおすすめです。
引越し先での収納場所基準で箱詰めする
重要なポイントです!!
なるべく色々な部屋の物が混ざらないようにし、行き先が同じ収納場所のものを同じ箱にまとめます。
これが出来ているかどうかで、荷ほどき作業の効率が大きく変わります!
「そんなの当たり前」と思われるかもしれませんが、意外と引越し先での収納場所の計画ができていなかったり、急いで手あたり次第箱に入れてしまったりして、ごちゃまぜMIXダンボールが出来上がることも。
開梱時に仕分けをしながらあちこちの部屋へ持って行くのは、非常に効率が悪く、時間とストレスがかかります。
引越しは、荷物を運んで終わりではありません。
荷造り時だけではなく、荷ほどき時の作業のしやすさ・効率を考えることが重要です。
引越し前と引越し後で収納する場所が変わるものもあるので、荷造り前に物の配置や収納場所を大まかに計画しておきましょう。
普段使わないものから荷造りする
引越しまでの間に使用しない物から先に梱包していきます。
- オフシーズンの物
- 思い出品・写真やアルバム
- すぐに必要としない本・DVD等
- 一軍以外の食器類
- レジャー用品 など
収納ボックスを利用する
小物等は収納ボックスに入れたまま箱詰めすると、荷ほどき時はボックスをそのまま入れるだけなのでかなりラクに作業が進みます。
物件の内見時に収納内やキッチン・洗面台等の寸法を測っておくとスムーズです。
引越しの多い転勤族におすすめの家具・収納ボックスはこちら!
すぐ使うものは1つにまとめて入れる
こちらも非常に大切なポイントです!!
引越し先ですぐに必要となるものは、まとめてダンボールに入れます。
「すぐ使う」と書いたダンボールを用意しておきましょう。
赤で書くと目立って分かりやすいよ!
引越し先ですぐに必要なものが見つからないと、探すのはとっても大変です!
部屋も散らかってしまい、時間もロスします。
すぐに使うものは必ずまとめておきましょう。
引越し後の手続きで使う書類や、学校で使うもの、お子さんのお気に入りのおもちゃも要注意です!
ダンボールへの記入
ダンボールには、必ず「行き先の部屋・場所」と「内容物」を記入します。
引越し先で迷子にならないようにしましょう。
ダンボールは積み重ねるので、側面への記入が無いと中身が分かりません。
できれば側面2面+上面に記入すると、どこからでも中身が分かり、開梱作業がスムーズになります。
最低でも、側面1面には記入しましょう。
「割れ物」「すぐ使う」などの注意書きは、赤で書くのがベストです!
プラチェストなどそのまま運んでもらえる物には、養生テープやマスキングテープに行き先を記入して貼ります。
引越し先で混乱せずに搬入が出来ますよ。
荷ほどき時のコツ
搬入が終わったら、効率良く荷ほどきを済ませて快適に暮らしたいですよね。
それでは荷ほどきのコツを説明します。
荷ほどきの効率は荷造り次第
「荷ほどきのコツ」と言いましたが、これまでの内容の通りに準備・梱包ができていれば、荷ほどき作業はかなりラクにできます。
荷物搬入後、下記のような状態になっているはずです。
- ダンボールは記載してある部屋に業者が運んでくれている
- ダンボールに内容物が書いてあり、どこに何が入っているか一目で分かる
- 1つのダンボールの中に複数の部屋の物が混ざっていないので、開梱しながら仕分けをする必要がない
- すぐに使うものはまとまっていて、すぐに出せる
- 不用品は処分済なのでどんどん開梱して設置するだけ
この様な状態になっていれば、あとは早いです!
荷ほどきの効率は荷造りによる部分が大きいです。
すぐ使うものから開梱する
荷造りとは逆の順番で、すぐに使うものから開梱していきましょう。
- 「すぐ使う」と書いた箱
- 水回り(お風呂グッズやトイレ、洗面用具、最低限の食器やキッチンまわりの物)
- 寝具
- 仕事や学校で使うもの
- 育児用品 など
大きなものから開梱する
できるだけ大きなものが入ったダンボールから開けていくとラクに進められます。
例えば、炊飯器1つだけが入っている箱は炊飯器を出すだけで箱が空きますが、食器がたくさん入った箱は箱を空にするまでに時間がかかります。
箱の数を早く減らしていくと、通路や作業スペースを広く確保でき、効率が上がります。
最初にどんどんダンボールが減ると、気持ちも楽です!
通路を確保する
たくさんのダンボールを同時に開けていくと、通路が狭くなり効率が下がります。
荷造りの時と同じく、お子さんの安全の為にもスペースを確保しながら作業を進めていきましょう。
すぐ使わない物でも長期間放置しない
荷ほどきが進み「あとはすぐに使わないものだけ」という状態になっても、あまり長期間未開封ダンボールをそのままにしないようにします。
放置したまま時間が経つと、どんどん億劫に…
私の場合は、引越し日から1~2週間以内を目標に全てのダンボールを開封して片付けるようにしていました。
引越し後の手続きなども忙しいので、無理のない範囲でやりましょう!
まとめ:ポイントをおさえて効率よく!
引越しは大変な作業ですが、まずは計画を立て、便利なサービスを活用したり順序よく作業することで格段に効率が上がります。
作業を少しでもラクに進めるために、この記事がお役に立てれば嬉しいです。
お引越し先で素敵な新生活を迎えられますように!
荷造りと並行して、ギフト選びも進めたいですね!
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